こうちゃんの歩行器さんぽ

息子は全前脳胞症という病気で、重度知的障害と言われています。また身体障がいもあります。病気についてのことや、車椅子でのお出かけについて、障がい児とその家族の日々について書いていきます。

今年こそ!勉強を教えたい!〜重度知的障害児の学習〜

重度知的障害児に勉強を教える方法は?
言葉を喋らない子どもは勉強ができる?


言葉がなければ勉強はできない?



息子は理系がかなり好きなので、
「教科の学習をさせてみたい!」と言ってみることがあるのですが、

必ず言われるのが「その前の段階ができていないから」とか、「文字や言葉を理解できてから…」などなど…。

そもそも、文字を理解できてますか?数字の概念理解できてますか?基本的な動作できてますか?って、できてないから支援学校行かしてんねん!!って話。


支援教育の「勉強」のありかた



私が支援学校の「勉強」について感じたことを図にしてみました。
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定型発達の場合1〜10まで順を追って学習するところを、支援学校ならできる範囲をやることになります。

つまり、4、5あたりができなければ6〜はできないものと見なされ、1〜5の反復訓練が続く。
(もちろん、これに当てはまらない場合も多々あるものの、「勉強」についてはこの傾向が強い気がしてます。)
学習には言葉の理解、言葉の使用が必須条件で、「分かっています」と言えなければ学習に挑戦することもできない。

だって、全く意思表示ができない子どもでも、本当は心の中で勉強したいって新しい知識欲しいって思ってるかもしれないけど、誰も教えようとしないからね。

でも、もしかしたら、1〜8までいくらやってもできなかったとしても、9や10あたりに得意分野が見つかるかもしれないのに。そんな風に思うと焦れったい気持ちになります。

息子は、図鑑やiPadを駆使して自分ですごく勉強しているけど、私にはもうこれ以上どう教えてあげていいか分からないレベル。
それでも、誰か息子に勉強を教えて欲しい!と思っても、結局「言葉」が壁になってしまう。

息子の独学の勉強スタイルは、何冊もの図鑑を見比べたり、それをiPadで画像検索したり、関連ワードからまた検索したり…そんな感じ。

自分で検索ができない時には私に助けを求めるし、よく検索するワードだと自分で打ち込んで(予測変換のおかげもあり)勝手に検索しています。

YouTubeにも少し様子を載せているので、よかったら見てください▼


こうちゃんの学習〜知的障がい児育児〜

最近すごくモヤモヤするのは、、




息子は知的障害だとか発達遅延というような言い方をされますが、実は遅れているのは私なんだ…と感じ焦っています。

息子は自分なりに与えられたツールから学習方法を見出しているのに、私はというとそれに追いついていません。


でも、耳が聞こえない子どもに、「耳が聞こえないと勉強を教えられません」とは言わないと思うんです。

目が見えない子どもに、「目が見えないと勉強教えられません」とも言わないと思います。
じゃあ、言葉のない重度知的障害の子どもに、「言葉が理解できないと勉強は教えられません」って言ったら矛盾していますよね。

言葉のない知的障害児に本気で勉強教えようって思う人が増えて、そんな手段やツールが出回ったらいいなと。切実に思います。

追記)言いたい放題書きましたが、特定の学校や団体等へ向けてではなく、今の教育に対して思うことを色々と書きました。

現在、技術の発達、さらにはコロナ禍も助けになり(?)教育は大きく変われそうなのに、変われそうで何も変わらない。
そんな現状にモヤモヤ溜まってる気持ちを素直に書いてます。


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