こうちゃんの歩行器さんぽ

息子は全前脳胞症という病気で、重度知的障害と言われています。また身体障がいもあります。病気についてのことや、車椅子でのお出かけについて、障がい児とその家族の日々について書いていきます。

言葉なんてあっても伝わらないし、なくても伝わる?

先日、

学校に息子を迎えに行った時。

先生に「ありがとうございました」って言ったら、こうちゃんが「ました!」って言った⁈ような気がして。

 

ちょっと半信半疑やったけど…^^;

 

帰ってから、旦那にそのことを興奮気味に話した。

「こうちゃん今日喋ったんやけど!!

『ました』って言ったんよ!」って私が言ったら、

こうちゃんが「たーよ!」って。

 

ほら!!今聞いた?!

んー?でもたまたまじゃない?

と、私もパパも確信は得られず、、

 

でも、私は絶対こうちゃんは意図的に言ってる!たまたまじゃない!って言い切っちゃって。

なんでパパ分かってくれないかなって、イライラしてたかな。

 

それから、夜ご飯の時、ついにこうちゃんが自分から言葉を発した。『おいし』って。

 

こうちゃん!!美味しいの?ご飯美味しいの?ほんと?よかった、よかった…。そうか、美味しいか…!よかった、、、

なんかそう言ってたら涙が出てきて。

 

 

そしたら、そこで目が覚めました

全部夢でした(泣)

隣にはいつも通りあーあーうーうーと喃語を話すこうちゃん。

 

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そりゃそうだわ〜急にあんな、びっくりしたわぁ、と思いながらポロポロポロポロ涙が止まらなくなりました。

 

普段、私は「言葉なんてあっても伝わらないし、なくても伝わる」って思っています。

 

特に親子関係ではそれが言えると思っていて、実際私も夫も、「自分はこんなに親としっかり関わってこなかったよね」とよく言います。

 

中学生の頃にはもう親と会話することもほとんどなかったし、休日を一緒に過ごすなんて絶対にありえなかった。

 

まぁそれが正常な成長かもしれないけど、親に一生懸命に何かを伝えるより、同世代の友達同士で喋る方が楽しかったから、

親に理解してもらえなくても、友達は分かってくれるから、とか、そんな気持ちだったかな。

 

でも、こうちゃんは何を伝えるのにも全力で、伝わらない時は何回でも身振り手振りや声の出し方や指差しなどなどあらゆる手段を使って伝えようとしてくれます。

 

だから、こうちゃんは偉いよねって、いつもそう思います。

 

結局は、言葉を話せるかよりも、伝えようという気持ちの強さなんだって実感させられるんです。

 

それなのに、夢っていうのは恐ろしくって

心の片隅で「一度でいいから私のご飯を『美味しい』って言ってほしい」なんて贅沢な願望を秘めていることを暴かれたみたいで。

こうちゃんが喋れたらこんなにも嬉しいのかって見せ付けられたみたいで。

 

悔しくって悲しくって情けなくって

なんか涙が止まりませんでした。

 

これ、障がい児ママあるあるです。

 

こうちゃんが歩いてる夢とかも何回か見たことがあって、その度に夢の中でめちゃくちゃ喜ぶ自分と、起きた時の、あー……っていう、別に落胆するわけじゃないんだけど、なんていうんだろう、

やっぱり「あー……」以外の表現が見当たらないかな。

 

でも、この「あー……」な現実を受け止めて前向きに過ごせるのは、やっぱり言語による論理的思考のおかげなのかなぁ、、?

 

でもでも、

伝える気のない言語より

伝えたい気持ちの非言語を

私は受け止めたいなと、

大切に大切にひとつもこぼさないように

 

ポロポロ泣きながら思った日でした。

 

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