障がい児の「ご近所付き合い」
緊急事態宣言が再び延長になりましたね〜…。
もはや延長したところでなんの効果もないであろう「緊急事態」なぜ延長するのか?
いろんな人がいろんなことを言っているけど、国のトップの方々がみんな揃ってそんな馬鹿なはずがない。
こんなものはもう無意味だってわかっていながら、それでも継続しているんですね。
なぜ?
「精一杯の対策をしました」とアピールするために。かな?
だれに?
IOCに…。かな?^^;
開催するにしてもしないにしても、
「日本の対策不十分のために開催できなかった」とか
さらに最悪なのは
「日本の対策不十分のために五輪クラスターが起きた」とか言われたらもうね、救いようないからね。
ちょっとでもその危険因子を除きたいのかね。
と思っている。(もう今更だけど)
前置きが長くなりました。
そんな状況ですが、去年の同時期と比べると人が出歩いていることも多くご近所の方にもよく遭遇しますね〜
(去年の春頃は、本当に町全体がガランとしていました)
今日はご近所付き合いについて書いてみようと思います。
障がい児連れでの引っ越し
実は私は再婚で、今の地域に住み始めたのは息子が小1になる時でした。
ちょうど夫のお母さんが亡くなったばかりで、子連れでこの地域に飛び込んだ私…
さらに、その地域は一軒家の立ち並ぶ住宅街で、ご年配の方が多く、歳の近い人は少ないようでした。
絶対に馴染める気がしませんでした。(苦笑)
そもそも、夫もご近所の方の顔と名前が一致しないようで、夫を仲介して馴染むというのも難しい。
地域に馴染むのは諦めて淡々と過ごそうと思いました。
そもそも、母子家庭時代に住んでいたマンションでは地域の関わりなど皆無で、そういうのに慣れていたんです。
障がい児と地域で暮らすための私の心得3つ
地域の関わり、別になくてもいいや…
くらいに思っていたわたしですが、一応気をつけていることはあります。
- 息子の分も2倍挨拶すること
- とにかく笑顔でいること
- 気持ちのお返しを忘れないこと
なんてプライスレスなんでしょう(汗)
よく、子どもの時にご近所のおじいちゃんおばあちゃんにこんなことを言われませんでしたか?
「挨拶できて偉いね〜」って…
うちの息子、絶対に自分から挨拶なんてしません。
愛想を振りまくこともありません。
声をかけられても、基本無視…
何か美味しそうなものを持っていれば振り向くけど…
「こんにちはだって!」と私が再三促してようやく、小さくペコっと頭を下げる程度です。
だからもう、息子の分も私が二重三重に挨拶し返せばいいんだ!って思ってます。
いや、良くないんだけど。
結局、親の印象と子の印象は比例すると思うので、私の印象を良くするのは作戦としては悪くないはず。
笑顔でいることというのも同じ理由です。
さらに、私が疲れ切った顔をしていたら、
息子の介護が大変なのかなぁと、変な想像をさせてしまいそうだからという理由もあります。
私がいつも笑顔でいると、
「息子くんいつも賢いもんねえ〜」と言ってもらえます。
実際、ご近所や親戚の間ではうちの息子は手が掛からなくて羨ましいなんて言われています。
つまり、簡単に言うと
ママがイキイキしていると、息子の株が上がる!ってことかな。
ちなみに、ママがイキイキしていればパパの株も上がるし、その逆も然り。
まぁママにせよパパにせよ、地域との関わる機会が多い「家庭の顔」がニコニコ、イキイキとしているのは家庭の株をあげるってことですね。
そして、最後の「気持ちのお返し」について
これは、気にかけてくれている人に対して
「私も気にかけています」ということをきちんと伝えるということ。
私は口下手なので、ちょっとしたお菓子に一筆箋を入れて渡すなどして伝えることが多いです。
「いつも元気をもらっています」とか、そんな何気ない一言で一気に距離が縮まることがあります。
いつも息子に声をかけてくれる車屋のおっちゃんから車を買ったこともあります。
「どうせ買うなら、あのおっちゃんのとこで買わない?」と夫に話して決めたのです。
それからおっちゃんとはより距離が縮まりました♪
挨拶し合える人を地域にたくさん作るべし
ご近所付き合いって、どこまですればいいのかなって思うこともありますね。
私は、笑顔で挨拶し合える人をたくさん作るべし!と思っています。
とにかくどこへ行っても息子といる時には
視線を感じたら「こんにちは」と言ってみることにしています。
息子と散歩中など、車椅子や歩行器で移動していると、ジロジロと熱い視線を感じることがあります^^;
正直、
差別的な目で見られているのではないか?
うるさいと思われているのかな?
など…不安に思う理由はたくさんあります。
でも、もしかしてもしかしたら…
「何か手伝えることあるかな?」と思っていたり
「あの歩行器見たことないなぁ〜」と関心を持たれていたり
それは、聞いてみないとわからないのです。
だから、勇気を出して笑顔で「こんにちは」と言ってみます。
中には、挨拶に気付いたのにジロジロ見るだけ見て無言で過ぎ去る人もいます。
そんなときは悲しいです。
でも、ほとんどの人は「こんにちは」と返してくれます^^
時には、「頑張ってるね!」「行ってらっしゃい」
「気をつけてね」「偉いね」などと労いの言葉をもらうこともあります。
声をかける勇気がない時は、笑顔で会釈をします。
こちらから笑顔を向けるだけでも、相手から挨拶をしてくれることもあります。
一度挨拶を交わすと、次に会った時には自信を持って「こんにちは」と言うことができます。
そんなことを繰り返しているうちに、
無言ですれ違うはずだった100人のうちの5人、10人でも、「見かければ挨拶を交わす相手」になっています。
そして、「見かければ挨拶を交わす相手」から「お天気の話をする相手」くらいになって、「名前と顔を知ってくれている相手」になります。
すれ違うだけだったはずの人が、いつの間にか息子の顔や名前を知ってくれているのです。
息子の顔と名前を知ってくれている人がいる
息子に声をかけてくれる人がいる
これこそが、地域で暮らすことの意味だと思っています。
グループホームがあればいいとか、
通所施設がいくつあるからとかじゃない、
本当の地域福祉。
障がい児がご近所付き合いをしていくには、その障がい児と一緒にいる人の笑顔と少しの勇気が必要だと思います。
確かに、障がい児を良く思っている人ばかりじゃないし、あからさまな差別が減っても、見て見ぬふりをする人は増えたように思います。
でも、障がいがなくても、全ての人に好意的に思われるわけではないし、それなら、気にかけてくれる人を大事にするべし^^
私の超個人的なご近所付き合い開拓スキルの紹介でした。
もちろん、どこへでもガンガン行けるタイプの人には必要のないスキルですが…。
そうでない私のようなヘタレの方は、とにかく笑顔で挨拶し続けましょう^^
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