こうちゃんの歩行器さんぽ

息子は全前脳胞症という病気で、重度知的障害と言われています。また身体障がいもあります。病気についてのことや、車椅子でのお出かけについて、障がい児とその家族の日々について書いていきます。

「新しい生活様式」から排除される障がい児者

「新しい生活様式」の中で動き始めている社会について。
その社会に、障がい児者はついていけるか。
我が家は、まだついていけません。

緊急事態宣言が一部解除されました



私の住む大阪では国の解除はありませんでしたが、府知事による大阪モデルからの緊急事態宣言解除に至りました。

このような流れで多くの府県が実質緊急事態宣言解除に至りましたが、そこで国から提案された
「新しい生活様式

人との間隔は2mあける(最低1m)
会話をする際は真正面を避ける
症状がなくてもマスクを着用

などが挙げられています。
以下、参考ページです。
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました(新型コロナウイルス感染症)|厚生労働省

これらに納得できないわけではありません。
なるほど仕方ないことだなぁと思っています。

でも、
これらを守りつつ息子と外出するというのは非常に難しいと感じています。

学校再開に向けて登校日が設定されることになりました



とっても楽しみにしていた学校再開に向けての動きが始まりました。
うちの息子の通う支援学校では、登校日の代わりに個別懇談が設定されました。
ただ、強制ではなく任意とのことです。

私は、先生にも会いたいしこの生活へのアドバイスも欲しいし、こうちゃんも学校を楽しみにしているだろうから、30分くらいなら!と思って最初は行く気でした。
しかし、ここでも「新しい生活様式」が組み込まれていました。

そのルールは、

ソーシャルディスタンス2mを確保し
先生たちは全員マスクとフェイスガードの着用必須
生徒と保護者はマスク着用必須
トイレ介助無し

とのことでした。

仕方のないことでしょう。
先生たちも望んでいることではないと思いますし、おそらく府や教育委員会からの指示かなぁと想像しています。

でも、こうちゃんにそれが耐えられるかなぁ〜、
と、すごくすごく悩んだ結果、お断りしました。

こうちゃんにとって人の表情や声色というのはおそらくコミュニケーションの一つにもなっていて、それ故に例えば私がお面をかぶったり顔パックを貼り付けたりすると、とっても嫌がり、怯えます^^;

これが「新しい生活様式」と言われるなら徐々に受け入れていかなきゃいけないとは思いますが、久々の学校が突然そんな状態になっていたら、、
学校を「不安に満ちた場所」と思って欲しくない…
そんな思いで泣く泣くお断りしました。

図書館や各施設も順次開館へ



こうちゃんの大好きな図書館、
これもまた新ルールとして出されていました。
(例)大阪府立中央図書館の場合

*マスクの着用
*一階から入館し二階から退館
*閲覧席撤去
*30分以内に退館
*入館前に連絡先記録など、、

以下参考ページです。
一部サービスの再開について - 大阪府立図書館

こうちゃんにはどれもやや厳しいことではありますが、
特に一階から入館し二階から退館というのは障がい者にはかなりのハードルになりそうです。
ちなみに駐車場は地下にあります。
ただし、障がい者の場合には特別対応してもらえるのか、それとも一律対応なのか、その確認はできていません。
それでも、障がい者の利用に関しての記載がないところを見ると、厳しいなぁと感じています。

障がい者にとっての「新しい生活様式



私が挙げたのはごく一部ですが、これが長期化することを考えると
障がい者にとっての『新しい生活様式』」
考えていくべきでは、と感じます。

つまり、都道府県等の指示として、あるいは教育委員会の指示として、一律に「新しい生活様式」を提示することで、
その生活様式に馴染むことのできない人々を排除することになりかねないのではと感じます。

こうちゃんは、まだしばらく自粛生活になりそうです。
なんとか楽しく過ごしてくれていますが、早く先生たちに会いたいね。

我が家の現状の「新しい生活様式
外出をせず、近所の散歩と近所の公園の片隅を歩くこと。
当面はこの生活が続くのかなぁ



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