こうちゃんの歩行器さんぽ

息子は全前脳胞症という病気で、重度知的障害と言われています。また身体障がいもあります。病気についてのことや、車椅子でのお出かけについて、障がい児とその家族の日々について書いていきます。

Windows96時代から今を思う〜共通テストに「情報」追加


大学共通テストに「情報」教科追加



2025年より、大学共通テストに「情報」などいくつかの科目が追加されることになったそうです。

25年ということは4年後なので、今の中学3年生の年からです。

現場は大慌て…などとSNSで書かれていましたが、私はむしろ遅すぎるくらいと感じました。

今時、情報技術が使えなければ話にならないし、これを機に誰もが平等に情報技術を得られるようになればいいなと思います。

というのも、現状では学校によってかなり差があるという話も聞くからです。

あと、個人的には福祉も必修に取り入れて欲しいですけどね〜…

Yahooニュースのリンクも貼っておきますね。 news.yahoo.co.jp

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Windows96の頃の小学生の今は…



実は、私はWindows96の登場と同時期に小学校に入学しました。

1年生の時からパソコンルームというのが学校にあり、週に2時間、パソコンの時間がありました。

大体ゲーム的な感覚だったので、この時間が大好きでよく覚えています。

本当にパソコンでゲームをすることもあったし、Wordを使ってお手紙を書こうという授業や、高学年になるとパソコンで資料作りもしました。

とは言っても、パソコンから直接発表するのではありませんでしたが、Wordで作った資料を印刷して模造紙に切り貼りしてポスター形式にするというものでした。

エクセルでの表計算やパワーポイントでの資料作成は中学生で学びました。

中学では、メールのやりとりなども学びましたが、すでに携帯電話が普及していて友達とは携帯のメールをやりとりしていたので、パソコンの方がやりにくいな〜という印象でした。

学校がそんな感じだったせいか、家にも小学3年の頃にはパソコンがありました。

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母は私に自由にパソコンを触らせました。

ただし、「ゲームをするならタイピングゲームをしなさい」と言って、魔女のタイピングゲームをさせました。

Magic flight というそうです。

知っている人もいるかもしれませんね。魔女が飛んでいるうちに文字を打ち込み、間に合わなければ落ちてしまうあれです。

私は、タイピングゲームをするふりをしながら、母の目を盗んではマインスイーパをやっていました^^;

ちなみに、今ではGoogle検索でマインスイーパをすることができます。

アプリも不要です。

スクショを撮るためと思って久々にやってみましたが、思わず夢中になってしまいました。

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マインスイーパ

相変わらずの中毒性がありますね。

まあそんなこんなで、小学生からごく自然にパソコンと触れ合っていたので、パソコンなどはきちんと学んで使うものという感覚がありません。


パソコンを導入されなかった学校



私の夫は私の3つ上で、世代的な違いは大きくありません。

大体聞いていた音楽も近いし、ジェネレーションギャップは特に感じることもありません。

ところが、スマホやパソコンの操作の話になると、少し感覚が違うと感じることがありました。

エクセルやパワーポイントを使いこなすには、大人になってから書籍などを買って勉強したというのです。

私はというと、これまで感覚的にやってきたものだから、教えてと言われてもいまいち説明できないし、「触っているうちにできるよ」なんて言ってしまいます。

それで、子どもの頃の話を聞いてみると、小学校にはワープロしかなかったというのです。

また、中学高校では一応パソコンの授業はあったものの、自由にパソコンを触れるという内容ではなく、面白みを感じた覚えはないとのことでした。

たった3歳の差なのに、学校が違うことで今のICT機器への印象が違うのです。


手探りでの情報科プログラミング教育



今、一部の先生たちの間ではプログラミング教育の具体的な方向性がわからず困ると言われているようです。

何を教えて良いのか自分もわからないまま手探り状態だとのこと。

そんな話を見聞きすると、私の小中学校の先生たちはまさに手探り状態でパソコンの授業をしてくれていたのかと思い、改めて感謝の気持ちでいっぱいになります。

私や夫の世代(90年代生まれ頃)には、小学校でパソコン授業というのは必修ではなかったと思うし、もちろんその内容なんて決まっていなかっただろうと思います。

だからこそこうして差が生まれているのだから。

もしかすると、ゆとり教育の一環として入れられたのかもしれない。

総合学習の時間に花や石や川の調査をしてパソコンでまとめるというような内容はよくありました。

これもきっと先生たちのアイデアと工夫でできた授業だと思う。

他に総合学習とのコラボは、「昔の遊びを知ろう」で地域のお年寄りがこま回しやメンコを教えてくれて、後日パソコンで便箋をデザインするというものもありましま。

後は、予め各自で調べ学習のテーマを決め、1日かけてそれぞれ電車やバスを使って調べに出かけるという授業もありました。

この時には、アンケート用紙をワードで作成し印刷して、いろんな人にアンケートを書いてもらいました。

さらに英語用のアンケート用紙も作り、外国の人にも声をかけて記入してもらいました。

デジカメも持たせてもらいあちこちで写真を撮ったのだけど、今思えば学年全員分のデジカメをどうやって用意したのだろう。レンタルかなあ?

もちろん、この写真も資料作成に使用しました。

GIGAスクールと言われる中「iPadを学校から持ち出してはいけない」としている学校にはこの当時の話を聞かせたいですね。(笑)

こうやって考えると、ゆとり教育の中には自由で主体的、先進的な教育のヒントが詰まっている気がしてきました。

私がもし今から受けられるなら、方向性がしっかり決まっている中での教育より、わからないけどとにかくやってみる教育の方が断然魅力的に感じます^^


まとめ



今日は自分の子ども時代を振り返りながら今の情報科について考えてみました。

手探り状態の教育というのはとても大変なんだろうと思うけれど、20年後、

あの時の先生きっとすごく頑張って教えてくれたんだなあ」って思い返す生徒もいるかもしれない。

と思って今の先生たちが頑張ってくれたらいいなあ。そんな風に思います。

子ども時代に自由にICT機器に触れるということが、その子の何十年後にもまだ影響するかもしれない。

自分と夫の今を見てそう感じます。

今回は障がい児育児にあまり関連のないような話になってしまいました^^;

でも、ICT教育の発展は障がい児教育にも大きな影響を与えると思うので、目が離せません。


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