こうちゃんの歩行器さんぽ

息子は全前脳胞症という病気で、重度知的障害と言われています。また身体障がいもあります。病気についてのことや、車椅子でのお出かけについて、障がい児とその家族の日々について書いていきます。

知的障がい児の「好き」ってなんだろう


「知っている」と「好き」の関係



「知っている」と「好き」に深ーい関係があるというのは何となく感じますよね。

よく、「あの子は好きな物についてよく知っている」というような話をします。

うちの子だと、人体図鑑が好きなので
「人体図鑑が好きだから人体についてよく知っている」
という言われ方をすることが多いです。

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他にも、電車が好きだから路線に詳しいとか、
アニメが好きでキャラクターに詳しいとか、色々言いますね。

でも、そこでいつも思うんです。
「好き」はどこからやってきたんだ?

理屈で考えれば、「好き」と「知っている」は「知っている」が先のはずですね。

全く知らないものを好きにはなれませんからね。

でも、みんな「好きだから知っている」と言います。

「知っている」が「好き」になる



こんなことありませんか?

慣れない会場や見知らぬ土地に行って、知らない人ばかりの中、偶然知っている人を見つけた時…

「知っている人がいる!!」
この時の嬉しさと言ったら、まるで片想いの相手を見かけた時のような胸の高まり……感じませんか?

しかも、それがたいして親しくない相手でも。

「それ知ってる!!」は、「それ好き!!」にすごく近い気がするんです。

こうちゃんが最初に人体図鑑に興味を持ったのも、もしかしたら本能的に「これは知ってる!」と感じたのかもしれないと思っています。

そして、「知っている」と「好き」は相乗効果でぐんぐん伸びていくんですね。

今は我が家の大きな本棚いっぱいに人体図鑑だらけです。
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「好き」がいっぱいの人生に



こんな風に考えていくと、「知っている」をたくさん増やしてあげることで、「好き」がいっぱい増えていくのかなという気がしてきます。

もちろん、知ることで「怖い」「嫌い」と思うものもあるかもしれないけれど。。

それでも、少なくとも「知っている」を増やさないことには「好き」が増えないことだけは明確ですね。

「知っている」を増やして、「それ知ってる!!」のトキメキをたくさん感じられる人生にしてあげたいなぁ。そんな風に思っています。

特に知的障がい児にとっては、自ら「知っている」の範囲を広げることが難しい可能性もありますね。

だから、家族や周りの大人が協力して「知っている」を広げてあげられるといいのかなと思っています。


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