障がい児と島移住計画 - こうちゃんの歩行器さんぽ

最近、夫とこんな話になりました。「島移住どうよ？」

というか、実は以前から何度かこんな話をしたことはありました。

実は、グアムが大好きな私たちは、最初グアムへの移住を夢見ましたが、
やはり例え日常がなんとかなったとしても、緊急時には言葉や文化の壁が大きいのではないかとの話に…

特にこのコロナ禍を経験すると、外国への移住というのはかなりハードルが高いと感じました。

ちなみに、毎年グアムに行っていた私たち、コロナ禍でどうしたかというと…

感染者数が収まってきたあるとき、思い立って石垣島に向かいました（笑）
石垣島まで（しかも子連れで）こんなに急遽飛び立てるってそんなアクティブな人間だったろうか。

石垣島に移住したい！

話が逸れましたが、そんなこんなで石垣島に行ってからはことあるごとに移住したいと言い続けてきました。

それが、夫はなかなか前向きになってくれなかったのに
最近急に「石垣島に移住する？」と夫から言い出したんですね。

私が思うに夫のハードルはやはり仕事だったかなあと思います。
今の会社にはお世話になっているし。

それがどういう心境の変化かわかりませんが、仕事がひと段落ついたら移住してもいいかな〜って言い出したんですね。

コロナ禍とか、そんなのも関係したかもしれませんね。

そもそも私がなぜ移住したいと言い出したかというと、石垣島の海でこうちゃんとぷかぷかしているときに、
別になーんにもできなくてもこうしてずっとぷかぷかしていられたら最高なのになあ〜って思ったんです。

リハとか、通院とか、学校とか、デイとか、考えることいっぱいあるけど、
ぜーんぶ蹴っ飛ばして海でぷかぷかしていたい！って…

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多分、障がい児（者）と島に移住するとなったら気になりそうなのは

やっぱり通院通所施設があるかどうかとか、
バリアフリーが進んでいるかどうかとかかな？

自然界には人工的なバリアがない代わりに人工的なバリアフリーもないから、色々壁はあるだろうなと。

ただ、その一方で心のバリアフリーはどうなのかな？と考えています。

こればっかりは正直暮らしてみないとわかりません。

今、障害福祉の流れはインクルーシブ、包括支援に向かっています。

また、インフォーマルな資源の活用というものも大事だと言われています。

今後のあり方として、物的なバリアフリーと心のバリアフリーどちらが重要だろうかとふと思います。

物的なバリアフリーは、もしかしたら通信技術で大幅にカバーできるかもしれないと思うのです。

でも、心のバリアフリーは一人一人の意識の問題なので、急激に変わることはありません。

一人一人変わっていくことを考えると、人口1万人の町と人口100万人の街ではどちらが早いでしょう。

都会では障害福祉サービスが充実し、今私が住んでいる地域では放課後等デイサービスなど選ぶのに困るほど溢れています。

フォーマルなサービスを活用するには、もちろんこのようにサービスがたくさんあればあるほど便利になっていくと思います。

でも、インクルーシブな観点から見ると、果たして障害者は障害者のサービスを使っていればいいのでしょうか。

もちろん、必要なサービスを使うことも大事でありながら、障害者専用のサービスではないところに入っていくというのが、本当に目指すところのインクルーシブではないのかなと思います。

そのように考えると、障害福祉サービスが溢れている地域ほど、専門職に任せきりになってインクルーシブが遅れるのではないかという思いがあります。

長い目で見ると、もしかして将来的に障害者の生涯の生活域として離島が強力な選択肢に…上がってこないかな？

でも、これだけオンラインが活発になった今、一つの場所にこだわり続ける必要はないなと思っています。

地域福祉に注目される一方で、地域を超える福祉も起こり得ると思っています。

病院だって、オンライン診療で済ませられる未来が近いうちに来るかもしれないし、
オンライン介護、オンライン福祉？そうなったらあとは住みたい環境に身を置いた方が得策でしょう。

つまり、障がい児の子育てでの将来の見通しとして、施設か作業所かとか、
どの事業所だとかのレベルを超えてもっと根本的なところに目を向けてもいいかもしれないって思っています。

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