PCWで買い物訓練〜障がい児者の自宅学習自宅訓練〜
支援学校での様子を聞いてると、家で経験させるにはちょっと難しいことだとか、
学校でしか体験できないなーって思うことも結構あります。
でも、その逆で、家でしかできないってこともありますよね。
買い物訓練は、学校でも年に何回か体験しているようですが、家庭での方が体験を重ねやすいことの一つだと思います。
こうちゃんの買い物訓練の現状課題
普段から一緒にスーパーなど買い物に出ることはあって、
商品をレジに持っていけば自分のものになる(購入できる)ということはよく理解してます。
お金を出さなきゃいけない
ということもわかっているように見えるけど、
言われた金額を財布から出すということができません。
お金の計算ができていないということと、もうひとつ多分手先の不器用さで即座に小銭を用意することが難しいようにも見えます。
買い物訓練、現金かキャッシュレスか
よく、キャッシュレスだとお金の価値が、、とか
無駄遣いするから、、とか言いますよね。
でも最近ではお小遣いアプリが進化しているので、キャッシュレスの方がむしろ見える化できているように感じることがあります。
私は、現金で払うとつい家計簿に入力し忘れる時がありますが、キャッシュレスで連携しておくと勝手に家計簿も更新してくれるので、書き忘れることがありません。
それを、グラフで月別や品目別に見ることもできます。
お小遣いアプリはたくさんありますが、一応私が使っているアプリを一つ紹介しておきます。
「Zaim - お金が貯まる人気家計簿(かけいぼ)」をApp Storeで
ダウンロード Zaim (Android)
こんな感じで勝手に分析されています。
(うちの家庭の食費の割合、高すぎです。笑)
そんなこんなで、現金を正確に使いこなす前にキャッシュレスで練習するというのも、別に悪くないんじゃないかなーと思い始めてます。
子どもの使っているお金はまた別でアカウントを作るか、別のアプリを使う、或いはアプリからピックアップしてわかりやすく作るというのもありかな、、
あとは、どのキャッシュレスを使うかということですが、現状チャージ式のカードでクレジット機能のついてないもの(交通系ICカードやWAON、プリペイドカード類)を試してます。
ただ、WAONも交通系も事前チャージが必要なのがちょっと面倒、、
個人的にはau使ってるのでau walletプリペイドカードが今のところ便利かなぁ〜?
アプリからチャージできて、残高もアプリから即時確認できます。
休み中の買い物訓練の様子3つ公開
今回買い物訓練したのは、、
1.コンビニ
2.自動販売機
3.ショッピングモール
以上の3件でした。
*ただし、現在コロナウイルスのため各地で外出自粛等出ていますので慎重に。
外出を推奨しているわけではありません。
近所のコンビニや自動販売機くらいは問題ないと思いますが、ショッピングモールは時間帯や曜日によっては避けるべき時もあります。
まず、1.コンビニ
コンビニは、広さもほどほどで売り場とレジが一目でわかるので難易度低めです。
さらに、キャッシュレスにほぼ全て対応しているコンビニが多いので、キャッシュレスの練習にもなります♪
今のところ、こうちゃんは
商品を選ぶ
一度商品を私に預ける
レジに向かう
私から商品を受け取ってレジに出す
(会計が終わるのを待っている)
商品を受け取って私に預ける
以上が指示なしでできています。
プリペイドカードは、出して というと出してくれるところまで来ましたが、これも指示なしで自分で提示できるようになることを目指しているところです。
そうやって考えると、こうちゃんの場合は言葉で支払い方法を言えないので、交通系ICカードのように一目見て支払い方法がわかるものの方がいいかも?と感じました。
プリペイド系だと、クレジット機能を付けていなくても、見た目からそれを判断しにくく、クレジットですか?と聞かれることがよくあります。、
これなら、支払い方法は一択なので、店員さんも迷うことがないでしょう。
あとは、PCWだと両手が塞がるので、選んだ商品を一旦入れておく場所があれば、完全に一人きりでもコンビニに行けそうです。
次に2.自動販売機です。
自動販売機は、対面でないので気軽にチャレンジできる反面、店員さんのフォロー(会計してくれたり、袋に入れてくれたり)がないので、意外と難易度高めです。
それと、自動販売機って全部同じように見えても、小銭を入れる場所が違ったり電子マネーが使えたり使えなかったり、商品の受取口の形状がちょっと変わっていたり、、結構それぞれの違いがあって、どの自動販売機でも同じように、といかないのが悩みどころです。
ちなみに挑戦したのは、電子マネーが使えず小銭を一枚ずつ入れるパターンの自動販売機でした。
小銭を私が一枚ずつこうちゃんに手渡すと、
自分で小銭を一枚ずつ入れ
商品ボタンを押し
(受取口の扉を少し開けてやると)
自分で商品を取り出して(私に預けて)
おつりも一枚ずつ取り出す(一枚ずつ私に返す)
以上のことができました。
コンビニと違ってやはり少し難しいようで、PCWが自販機本体にぶつかって操作しにくい時もあり、かなりサポートしながらでした。
自動販売機でのお買い物の様子は、以下のYouTubeにも挙げています!ぜひご覧ください。
発語のない肢体不自由児PCWで「おさんぽコミュニケーション」 - YouTube
3.ショッピングモール
広々としているので、PCWでも歩かせやすいです。
ただし、平日の午前中など人の少ない時間帯を選びました。
広々としていて良いという反面、広すぎて目的と違うところに気持ちが向かってしまうことが多くあります。
結果としては、
ショッピングモールは買い物訓練には適していない
と、個人的には感じました^^;
色々な店に目移りしてしまうことと、
老若男女いろんな方がいらっしゃるので、気を遣ってじっくり訓練できないこと、
また電子マネーについても、各モール推しの電子マネーがあるので、何でも使えるという場所が案外少ないんです。
上記のことから、訓練できなくはないけど、気合いを入れて子どもと歩き回る覚悟で、そのついでに軽く訓練となる可能性ありです。(もちろん個人差がありますが)
障がい児の自宅学習と自宅訓練
色々とまだ挑戦中ですが、
支援学校も休校になった今、そしてこの状況下で新学期が本当に始まるのか?
そんな不安の中ですが、障がいのある子ども達も家庭で過ごす時間が増えたと思います。
巷では学習ドリルの売れ行きが爆発的に伸びているという話もありますが、障がい児者向けの学習ドリルなんてものは売ってません。
しかしこの状況だと、障がい児者にとっての自宅学習、自主訓練というものも考えなきゃいけないのでは?と日々思い悩んでます。
同じように思い悩んでいるご家族さんや支援者さんが、こんな風にやってみようかな〜と少しでも参考にしてくれたらいいなという気持ちで投稿しています。
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